マンション建設大手の長谷工コーポレーション(東京)は15日、日本人初のノーベル賞受賞者の湯川秀樹博士が晩年を過ごした京都市左京区下鴨泉川町の邸宅を京都大に寄付したと発表した。京大は今後、活用方法を検討する。

 1933年に建てられた邸宅は2階建てで、庭や書庫がある。土地の総面積は約750平方メートル。邸宅を活用した施設の設計は建築家の安藤忠雄氏の事務所が担当し、長谷工側が整備する。寄付は8月27日付。

 湯川氏は京都帝国大(現京大)理学部卒。49年にノーベル物理学賞を受賞した。81年、74歳で死去した。京大は「功績を後世に伝えるため有意義だ」とコメントした。