福岡県中間市の双葉保育園で、送迎バスに取り残された倉掛冬生ちゃん(5)が熱中症で死亡した事件を受け、県が策定中の送迎バス運行に関する指針に、複数人体制での運行や児童の乗降確認の手順を盛り込むことが14日、関係者への取材で分かった。

 バス送迎は保育施設と保護者の私的契約との位置づけで、国の統一基準はない。県は指針を基に各保育施設が運行マニュアルを整備することを想定している。

 関係者によると、指針では具体案として、運転手と添乗職員の複数体制とすることとし、利用児童の名簿を作成して乗降をチェックする。登園時に園内の保育士へ引き渡す手順も定める見通し。