自民党の石破茂元幹事長は14日、総裁選への出馬を断念した。菅義偉首相の退陣表明を受け出馬の是非を検討していたが、足元の石破派(17人)でも賛否が割れ、党内での支持拡大を見込めず、周辺に「立候補できる状況でない。見送る」と伝えた。15日の石破派の臨時総会で正式表明する見通し。13日に会談した河野太郎行政改革担当相を支援する方向で調整する。関係者が明らかにした。知名度のある石破氏の出馬見送りで、党員・党友や国会議員の投票行動に影響を与えそうだ。

 総裁選は、出馬表明した河野氏と岸田文雄前政調会長、高市早苗前総務相の3人の争いの構図がほぼ固まりつつある。