【テヘラン共同】イラン核合意の再建に向けた米国とイランの間接協議で、イラン交渉団のトップを務めてきたアラグチ外務次官(政務担当)が近く退任する方向になったことが13日、政府高官の話で分かった。後任の次官は、米欧に厳しい姿勢を取るバゲリ最高安全保障委員会元事務局次長で調整されている。

 穏健派ロウハニ前政権下で、ザリフ外相と共に核交渉の実務を取り仕切ったアラグチ氏の去就は、交渉の行方を占う人事として注目されていた。反米保守強硬派ライシ大統領は間接協議を継続する方針だ。

 アラグチ氏は核交渉に長く関わってきたベテラン外交官で、駐日イラン大使を務めた知日派。