出前注文サイト運営の出前館は13日、新株発行などを通じて約800億円の資金を調達すると発表した。新型コロナウイルス禍で外出控えが長期化する中、米系のウーバーイーツとの競争が激化。テレビCMを中心に広告宣伝を拡大させ配達員を増やす。システム改善の費用にも充てる。

 海外市場での新株発行と自己株の処分に加え、Zホールディングスや韓国IT大手ネイバーにも割り当てる。両社が大株主に加わるが、筆頭株主は通信アプリ大手LINEのままで変わらない見通し。

 出前館は20年9月~21年5月期の連結業績は売上高が前年同期の約2・7倍に伸びた一方、純損益は147億円の赤字。