【テヘラン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)のトップ、グロッシ事務局長が12日、イランの首都テヘランを訪問した。国営イラン放送が伝えた。8月の反米保守強硬派ライシ政権発足後、グロッシ氏のイラン訪問は初めて。イランによる核査察制限問題を巡りエスラミ原子力庁長官らと会談する。

 イランは米国に制裁解除を迫るために、核施設の監視カメラの映像をIAEAに渡さないなど査察を制限。核開発の全容把握が難しくなっており、グロッシ氏は査察の早期正常化を求める構え。イランの駐ウィーン代表部大使によると、イランとIAEAは共同声明を発表する予定。