【テヘラン、ウィーン共同】イラン核合意の検証に当たる国際原子力機関(IAEA)のトップ、グロッシ事務局長がイランを近く訪問する方向で最終調整していることが10日、複数のイラン政府高官の話で分かった。8月の反米保守強硬派ライシ政権発足後、グロッシ氏のイラン訪問は初。イランによる核査察制限などを巡り高官と協議する見通し。

 IAEAは今月13日からウィーンで定例理事会を開く予定で、訪問は直前の12日で調整。理事会では核査察制限を受けイランへの反発が高まる可能性があり、イランはグロッシ氏訪問を受け入れて協力姿勢を示し関係国の反発を和らげたい思惑があるとみられる。