警察庁は11日までに、東京五輪・パラリンピックでの航空機テロの警備で、宇宙航空研究開発機構(JAXA)が開発した運航管理システムを活用したと発表した。2001年の米中枢同時テロでは民間機が突入に利用されたこともあり、競技会場上空などに設定された飛行制限空域への不審機進入を監視した。

 警察庁などによると、システムでは制限空域の飛行を許可された機体に衛星と通信できる端末を積んでもらい位置を把握し、計画通りに移動しているかを画面上で確認。国土交通省や自衛隊の管制レーダー情報を共有する機能もあり、制限空域近くで端末非搭載機が感知されれば不審機として認識できる。