デジタル改革の司令塔となるデジタル庁が1日発足し、式典が開かれた。菅義偉首相は、行政手続きオンライン化の遅れや、マイナンバーカードの普及率低迷といった課題を挙げ、早期の改善を職員に指示した。改革を成功に導くには、機器の扱いが苦手な「デジタル弱者」支援の充実など、重要課題をクリアする必要があり、同庁は検討を加速させる。

 式典は、東京都千代田区の民間ビル内にあるオフィスで開催。オンライン参加となった首相は「自由な発想でスピード感を持ちながら、国全体を造り替える気持ちで知恵をしぼってほしい」と述べた。

 デジタル庁の職員は約600人で、うち民間出身が約200人。