三菱電機は1日、福山製作所(広島県福山市)で製造する低圧遮断器の一部に、工場の定期検査で不適切行為があったと発表した。2005年ごろから検査時のサンプルを量産品と異なる部品を使ったり、規定条件と比べて低い電圧で検査したりしていた。鉄道車両用機器などでも不正が発覚しており、品質への信頼が揺らいでいる。

 工場の定期検査は年1~4回行われていた。対象製品は機械装置向けの遮断器9種類で、異常な電気の流れを遮断する目的で使われる。05年から約243万台を出荷。定期検査とは別に、出荷時の検査は適正に行われていたという。