在日コリアンらでつくる一般財団法人「ウトロ民間基金財団」(京都府宇治市)は31日、同市の「ウトロ地区」で30日に火災があり、来年4月に同地区で開館する平和祈念館に展示する予定だった歴史資料約50点が焼失したと明らかにした。

 現場は、太平洋戦争中に飛行場を建設するため朝鮮半島から集められた労働者とその子孫が暮らしてきた地域。

 財団の金秀煥理事(45)によると30日午後4時ごろ、空き家から出火。資料を保管していた倉庫や民家など6軒に延焼した。

 焼失した資料は戦前労働者たちが使用した生活道具や、2000年代の土地立ち退き闘争時に住民が作った抗議の立て看板など。