パナソニックは31日、グループ全体で計522人が建設工事の国家資格などを不正に取得していたと発表した。受験資格として必要な実務経験が不足しており、一部子会社では不正取得を会社が指示していた。第三者委員会による調査の結果、昨年11月に疑いがあると公表した37人から大幅に増加した。

 調査結果の報告を受けた国土交通省は、同社に再発防止の徹底を指示した。建設業法に基づく監督処分や不正取得者の資格取り消しを検討する。

 不正取得は、施工管理技士と監理技術者の資格。同社は06年にも219人で同様の不正が発覚したが、再発防止策が機能せず、不正の慣例が続いていたという。