イタリアで開催中の第17回ベネチア・ビエンナーレ国際建築展の授賞式が30日開かれ、建築家寺本健一さんらがキュレーターを務めたアラブ首長国連邦(UAE)館の展示が、国別参加部門の金獅子賞(最高賞)を受賞した。

 同部門の日本人の金獅子賞は、建築家伊東豊雄さんらが東日本大震災の被災地の集会所を紹介した2012年の日本館以来。今回は佐藤敬さん参加のロシア館も特別表彰を受けた。日本館の受賞はならなかった。

 寺本さんは共同通信の取材に「世界で同時多発的に多様な問題が起きている中、少しでもポジティブな提案ができてうれしい」と話した。(共同)