オムロンは30日、工場や倉庫で自走して部品などを運ぶ自動搬送ロボットの稼働効率を高める新しいソフトウエアを発表した。導入時にロボットを実際に動かさずデジタル空間でシミュレーションすることで、稼働までに要する期間を大幅に短縮。最大100台を無駄なく稼働できる。新型コロナウイルス流行で一段と需要が伸びた製造現場の自動化や、人手不足の緩和に役立てる。

 オムロンは搬送物の重さに応じて3種類のロボットを展開している。大規模な工場で30~40台を動かす場合、複雑な走行パターンを制御するために従来ソフトでは設定だけで稼働までに半年程度かかる点が課題だった。