静岡県熱海市の斉藤栄市長は30日の記者会見で、7月に伊豆山地区で発生した大規模土石流の影響で、同月に約2万人が市内の宿泊施設の予約をキャンセルしたと発表した。観光関連の損失は計約15億円に上るという。

 斉藤市長は「土石流被害に新型コロナウイルス対策の緊急事態宣言、お盆の時期の悪天候などで、市内経済は大変厳しい状況だ」と述べた。

 斉藤市長によると、伊豆山地区ではほぼ全てのホテルや旅館が休業。予約をキャンセルした観光客を含む計約5万6千人が同市への訪問を取りやめたとみられるという。

 大規模土石流は7月3日に発生。県と市はこれまでに26人の死亡を確認している。