国の新型コロナウイルス対策の持続化給付金をだまし取ったとする詐欺容疑で大分県警に逮捕された男(38)が、複数の飲食店経営者が知らない間に裁判を起こされて負け、預金を差し押さえられる被害に遭った「知らぬ間敗訴」に関与した疑いがあることが27日、捜査関係者への取材で分かった。

 知らぬ間敗訴は、飲食店を短期間で辞めた人物が、未払い賃金があるなどとして経営者を相手取り提訴。経営者の住所に関しうその報告書を裁判所に提出して裁判書類が届かないようにし、経営者が提訴を知らないまま勝訴判決を受け、預金の差し押さえ命令を得ていた。熊本簡裁や久留米簡裁で確認されている。