【北京共同】中国共産党中央宣伝部は27日までに公表した文書で、習近平党総書記(国家主席)を「大国のかじ取り」を担う存在として毛沢東と同等の扱いで紹介した。強力な中央政権が安定の前提だとして一党支配を正当化。ただ「低俗な個人崇拝」は否定、集団指導体制も守るとした。強権体制との批判をかわす狙いだ。

 文書は26日公表された「中国共産党の歴史的使命と行動価値」。習氏は現在、最高指導部内で別格の存在「核心」と位置付けられている。文書は毛と習氏がそれぞれ核心となったことにより「革命事業が危機を脱した」「党と国家、人民、軍、民族が前代未聞の変化を遂げた」とたたえた。