静岡県熱海市で7月に発生した大規模土石流で、起点の土地の現旧所有者2人が盛り土の安全管理を怠ったとして、母親(77)を亡くした瀬下雄史さん(53)=千葉県=が県警熱海署に提出した告訴状が27日、受理された。遺族の代理人弁護士が明らかにした。同署は業務上過失致死容疑などで捜査を進める。

 瀬下さんは取材に「異例の早さで受理され、驚いている。警察の対応を心強く思う。同様の悲劇を繰り返さないことがゴールだ」と話した。

 告訴状の容疑は、2011年まで土地を所有していた神奈川県小田原市の不動産管理会社(清算)の元幹部が業務上過失致死、現所有者の男性は重過失致死。