サンマの水揚げ量が日本一の北海道根室市の花咲港で27日、主力となる大型船が今年初めて水揚げした。約90トンと昨年の約6トンから大幅に増えたものの、数百トンに達したかつての盛況に比べると低調。漁業関係者は「漁場が遠方の公海となり操業回数が減る分、水揚げ量を増やしたいが思うようにいかない」と話す。

 花咲港には午前6時すぎから100トン以上の船が次々と帰港。船内の魚槽から網ですくったサンマを、横付けしたトラックの荷台に流し込んだ。戻ってきた甲板員の男性(58)は「全体的に群れは薄く、身も小さかった」と話した。

 港近くの競りでの最高値は1キロ当たり918円。