イスラム主義組織タリバンが実権を掌握したアフガニスタンからの邦人らの退避で、航空自衛隊輸送機は日本時間で27日いっぱいをめどに首都カブールからの輸送を目指している。邦人らが空港に移動できるようタリバン側との交渉を試みている。日本政府関係者が26日、明らかにした。

 隣国パキスタンの首都イスラマバードに到着していた空自輸送機C2とC130がカブールに入ったものの、待機できる時間に邦人らが到着せず、そのまま戻ったケースもあった。空港周辺は治安が安定せず、8月末の米軍撤退期限は間近。退避が順調にできるかどうか、予断を許さない情勢だ。