自民党の岸田文雄前政調会長(64)は26日、国会内で記者会見し、総裁選への立候補を正式表明した。菅政権の現状について「政治の根幹である国民の信頼が崩れている」と強調。新型コロナウイルス対策には国民の納得感が不可欠だとし「たぶん良くなるだろうでは打ち勝つことはできない。最悪の事態を頭に置く必要がある」と述べ、菅義偉首相をけん制した。党は、9月17日告示、29日投開票の日程を決めた。

 岸田氏は「総裁を除く党役員は1期1年、連続3期までとすることで権力の集中を防ぎたい。党を若返らせる」と強調。在職日数が歴代最長の二階俊博幹事長らを念頭に置いた発言とみられる。