日本郵船の長沢仁志社長は25日、同社が借り上げた貨物船が青森県八戸市の八戸港沖で11日に座礁し、重油が流出した事故に関し「大変なご迷惑とご心配をお掛けし、深くおわび申し上げる」とのコメントを発表した。事故から2週間を経てトップとして初めて謝罪した。

 船体の撤去や重油の清掃作業などは貨物船を所有する洞雲汽船(愛媛県今治市)が責任を負う。国際条約によると、日本郵船に損害賠償の法的責任はないとされる。ただ日本郵船は環境汚染に対する責任を果たすとして、現地に社員を派遣して支援策を検討している。