退去強制命令を受け2017年に大阪出入国在留管理局(大阪市住之江区)の施設に収容され、昨年5月に身柄を拘束されない仮放免となった日系ペルー人の男性(47)が国民健康保険に加入できず、高額の費用がかかる治療が受けられないとして、在留特別許可を求める再審査を23日、大阪入管に申し立てた。

 男性はブルゴス・フジイさん。弁護団によると、今年6月ごろから体調を崩し検査の結果、ステージ2の膵臓がんと診断された。入院したが治療費が数百万円に上ることを理由に、手術や抗がん剤治療などは受けられてない。妹(45)は「兄には時間がない。命の大切さを考えてほしい」と訴えた。