文部科学省は、教員免許に10年の期限を設けている教員免許更新制を廃止することを決めた。10年ごとに更新講習を受けるため教員の負担が大きく、必要な教員数の確保にも支障が生じていた。23日、更新制の在り方を議論する中教審の小委員会に「発展的に解消する」との審議まとめ案を提示。デジタル化など社会が大きく変化する中、教員が資質能力の向上のために学び続けられる制度の構築を図る。

 萩生田文科相が3月、更新制の「抜本的見直し」を中教審に諮問していた。文科省は今後、既に授与された教員免許の有効期間をどうするかなどを検討し、教育職員免許法改正案を国会に提出する方針。