流産や死産を経験したり、病気や事故で子どもを亡くしたりした家族の悲しみや喪失感を支える「グリーフケア」を充実させるため、厚生労働省は22日までに、自治体や医療機関によるサポートの実態調査を年内にも始めることを決めた。現状と課題を把握して地域ごとにばらつきがあるケア事業の普及に役立てる狙い。

 ケアに対する医療機関や医療従事者の姿勢にも濃淡があり、支援情報を得られない当事者が、誰とも悩みを共有できず孤立しがちになっている。晩婚・晩産化の進展で不妊治療を受ける人が増える中で、特に流産や死産を経験した女性へのケアはニーズの高まりと支援の重要性が指摘されている。