山梨県北杜市が設置した第三者委員会は20日、市立中の生徒だった2017年に手首を切って自傷行為をした女性に、校内で「いじめがあった」と認定し、調査報告書を発表した。「どけ」「死ね」などと悪口を言われたほか、無視や仲間はずれ、ボールを当てられ笑われるなどされた行為をいじめと認定した。

 女性は自傷行為後にいじめ被害を訴えていたが、市教育委員会は当時、いじめ防止対策推進法で規定する「重大事態」に認定していなかった。市は19年に第三者委員会を設置。しかし保護者が、委員の中立性に疑問を呈し同意せず、第三者委員会が再設置されていた。