【シンガポール共同】マレーシアのアブドラ国王は20日、統一マレー国民組織(UMNO)のイスマイルサブリ前副首相兼国防相(61)を新首相に任命した。マレーシア王室が発表した。連立政権の枠組みに変更はなく、新型コロナウイルス対策や経済浮揚策など前政権の政策を継承する見通しだ。イスマイルサブリ氏は21日行われる宣誓式で就任するが、党内で対立の火種を抱えており、不安定な政権運営が続きそうだ。

 マレーシアの憲法では、国王が下院(定数222)で過半数の支持を得たと判断した議員を首相に任命する規定があり、イスマイルサブリ氏は下院で辛うじて過半数の支持を確保していた。