萩生田光一文部科学相は20日の閣議後記者会見で、新型コロナウイルスの急速な感染拡大が続く中、夏休み明けの「全国一斉の休校要請は考えていない」と述べた。緊急事態宣言対象地域の一斉休校についても慎重な考えを示し、「学校は子どもの学習や発達を保障する重要な役割がある」と指摘した。

 感染力が強いインド由来のデルタ株が広まり、児童生徒の感染も増えている。萩生田氏は「経験のない感染拡大で、警戒度を高める必要がある」と指摘。教室の換気といった対策を徹底することを求めた。

 政府は昨春に全国一斉の休校を要請。4月に最初の緊急事態宣言が発令されたことで各地で長期化した。