東京都立墨田工業高で2016年、水泳の授業の飛び込みスタートで3年生の男子生徒が首の骨を折った事故で、業務上過失傷害罪に問われた高校教諭松崎浩史被告(48)は9日、東京地裁(鏡味薫裁判官)の初公判で起訴内容を認めた。

 検察側の冒頭陳述などによると、被告は、スタート台から約1メートル前方、水面から約71センチの高さにデッキブラシの柄を差し出し、飛び越えるよう指示。被害者の前に飛び込んだ生徒はプールの底に頭をぶつけたが、けがをしなかったことから「次も大丈夫だろう」と軽く考え、被害者に同様の指示をした。検察側は「事故が起きる危険性を認識していた」と指摘した。