福井県立恐竜博物館は9日、富山県朝日町にある約1億8500万年前(前期ジュラ紀)の「来馬層群寺谷層」から発見された化石が、アンモナイトの新種と判明したと発表した。全長約5~6センチ、殻の巻き方が従来種に比べて緩やかで、当時の日本近海の固有種とみられる。

 博物館を中心とするチームが、1980年から2009年にかけて採取するなどした4体の化石標本を調査した結果、東アジアで初の発見となるアマルチウス属の新種と判明した。米の学術論文誌に発表。ラテン語で「東洋のアマルチウス」を意味する「アマルチウス・オリエンタリス」と名付けられた。