厚生労働省は9日、新型コロナウイルス感染拡大に関連した解雇や雇い止めで仕事を失った人は、8日時点で見込みを含めて11万13人になったと明らかにした。昨年度に比べて増加ペースは鈍化し、企業に従業員の雇用維持を促すため特例的に拡充している雇用調整助成金が下支えしている現状だ。

 今月2日時点での業種別の詳細を見ると、製造業が2万人を超えて最多で、小売業、飲食業、宿泊業がそれぞれ1万人超となった。雇用形態別ではアルバイトやパートなど非正規労働者が5万637人だった。

 集計は昨年2月から厚労省が実施。各地の労働局やハローワークが集計したケースに限られている。