日本グラフィックデザイン協会(東京)などが9日、核兵器廃絶と平和を訴えるポスター「ヒロシマ・アピールズ」の今年の作品を公開し、広島市に贈呈した。アートディレクター大貫卓也さん(63)が制作した。

 「HIROSHIMA」と題したポスターは、透明な球形のスノードームの中に白いハトと原子爆弾や黒い雨を想起させる黒い粉を入れたデザイン。拡張現実(AR)技術を活用しており、ポスターにスマホをかざすと黒い粉が充満してゆっくりと落ちていく様子が見られる。

 東京都出身の大貫さんは記者会見で「ARを使うことで、特に若い世代に戦争を身近に感じ、想像してもらいたい」と話した。