名古屋市が「表現の不自由展」の会場となっていた市施設の臨時休館を決め、展示が事実上の中止となったことに関し、主催団体は9日、市役所前で集会を開いた。市から正確な情報提供がないとして「一方的な決定で表現の自由の侵害」と抗議し、市に施設利用の再開を求めた。

 8日午前、名古屋市中区の市施設「名古屋市民ギャラリー栄」で、郵送物を職員が開封したところ、10回程度、破裂音がした。市は同日、安全確保のためとして11日まで施設を臨時休館すると発表した。不自由展は11日まで開催予定だった。

 主催団体は「本当に差し迫った危険があるのか不明確」と指摘した。