新型コロナウイルスの「第5波」による逆風が強まる中、駒沢オリンピック公園総合運動場(東京都世田谷区)で9日、五輪を象徴する聖火のお披露目式が無観客で開かれた。「高揚感はない」「できる範囲で楽しみたい」と、周辺の人々の受け止めはさまざま。「こんなけちの付いた五輪はやめるべきだ」と厳しい意見も聞かれた。

 会場周辺でジョギングしていた世田谷区の無職河野正俊さん(72)は「僕らの世代にとって五輪は特別だ。今回は病気から立ち直った競泳の池江璃花子選手を応援する」。一方、「選手や大会関係者を隔離するバブルは本当にうまくいくのか」と不安を拭い切れない様子だった。