米グーグルが、スマートフォンの送金アプリを展開する資金移動業者「pring(プリン)」(東京)の買収を検討していることが8日、関係者の話で分かった。買収額は数百億円とみられる。日本での金融サービスを拡大するのが狙い。ITを活用した新たな金融サービス「フィンテック」を巡る競争が激しくなりそうだ。

 プリンは17年5月設立。株主はIT企業のメタップス(東京)や伊藤忠商事、みずほ銀行など。アプリは銀行の預金口座とひも付けて利用し、個人間の送金や、店舗での決済ができる。法人から個人への送金サービスも手掛ける。

 グーグルは「うわさや臆測にコメントしない」としている。