【ブリュッセル、ベルリン共同】欧州連合(EU)欧州委員会は8日、ドイツ自動車大手のフォルクスワーゲン(VW)グループとBMWがディーゼル乗用車の排ガス浄化の技術開発競争を制限するカルテルを結び、EU競争法(日本の独禁法に相当)に違反したとして計約8億7519万ユーロ(約1140億円)の制裁金を科したと発表した。

 欧州委が技術開発での結託をカルテルに当たると認定したのは初めて。

 欧州委によると、各社は、ディーゼル車が出す窒素酸化物を高品位尿素水を用いて除去する技術の開発を巡り、5年超にわたって定期的に会合を開催。競争回避をひそかに決めた。