【イスマイリア共同】エジプト・スエズ運河で3月に座礁した大型コンテナ船「エバーギブン」(愛媛県今治市の正栄汽船所有)の賠償交渉で、所有者側とスエズ運河庁側が正式合意したのを受けて7日、北東部イスマイリアで双方による署名式典が実施され、船が航行を再開した。船は座礁から脱出した3月末以降、約3カ月にわたり運河内の湖に留め置かれていた。

 7日記者会見した運河庁のラビア長官は賠償額など合意内容の詳細について触れず「運河庁は全ての権利を確保した」と述べるにとどめた。船は当初の目的地だったオランダ・ロッテルダムに向かったという。