平安時代から続く奇祭「蓮華会・蛙飛び行事」が7日、修験道の本尊・蔵王権現を祭る世界遺産の金峯山寺蔵王堂(奈良県吉野町)で開かれた。修験道の開祖・役行者の威徳をたたえる行事。カエルの着ぐるみの男性が読経で人に戻るシーンを僧侶らが演じた。

 一方でカエルの着ぐるみ姿の人を太鼓台に乗せ、街中を練り歩く恒例の巡行は新型コロナウイルス禍の影響で2年続けて中止となった。

 蔵王権現を侮辱し断崖絶壁に置き去りにされた男が反省、改心したことから高僧がカエルの姿に変えて救出し蔵王権現の前で読経して元の姿に戻したとの伝説に基づく。