東京証券取引所など全国の4証取が7日発表した2020年度の株式分布状況調査によると、個人投資家の株式保有額は前年度から35兆円増えて125兆円となり、過去最高となった。

 これまでの最高は、小泉純一郎政権の構造改革への期待から株が値上がりした05年度の117兆円。15年ぶりに最高額を更新した背景には、新型コロナウイルス感染拡大を受けた金融緩和で株式市場に大量の資金が流入して株価が上昇したことがある。

 株式の保有比率では、信託銀行が22・5%と過去最高を記録した。日銀の上場投資信託(ETF)買い入れを反映したとみられる。