原子力規制委員会は7日の定例会合で、4月に改正した原子力施設の新規制基準に基づき、九州電力玄海原発(佐賀県)の耐震設計の目安となる揺れ(基準地震動)について、再審査の必要があると正式に決めた。再審査は不要とする九電の主張を退けた。

 九電は「判断を真摯に受け止める。準備が整い次第、審査を申請する」とした。

 改正された基準では、断層などの痕跡が地表に現れない「未知の震源」による地震を、規制委が作成した新手法で評価することを要求。審査に合格済みの原発にも適用され、九電川内原発(鹿児島県)と日本原子力発電東海第2原発(茨城県)は、両社が自ら再審査を申請している。