【ロンドン共同】英外務省は7日までに、LGBTなど性的少数者が外交官として働くのを禁じた過去の差別規定について公式に謝罪した。規定は1991年7月に廃止されたが、LGBTの人権擁護に関する政府間会議で英国が共同議長を務めるのを機に「全てのLGBT職員に敬意を払う」と表明した。

 英秘密情報局も過去の規定について謝罪しており、英政府内ではLGBTに対する偏見を省みる動きが広がり始めている。

 外務省のバートン事務次官は「規定はLGBTの人々が脅迫を受けやすく、安全保障上のリスクとなるという認識に基づいていた」と指摘。「優秀な人材が失われた」と謝罪を表明した。