【ジャカルタ共同】インドネシアで、感染力の強いインド由来の新型コロナウイルス変異株「デルタ株」の勢いが急拡大し、感染者と死者が急増している。ジャワ島を中心に医療用酸素不足も深刻化。在留邦人の感染者も300人近くに上っており、駐在員や家族を一時帰国させるなど退避の動きも広がっている。

 首都ジャカルタでは、集中治療室(ICU)や隔離施設のベッド占有率は9割を超えた。地元政府は4日から、中心部の独立記念塔(モナス)周辺広場に、各病院から集めた空になった酸素ボンベの集積所を設け、酸素を迅速に一括補給する取り組みを始めた。