青森県弘前市の久渡寺所蔵の幽霊画「返魂香之図」が、江戸時代の絵師円山応挙(1733~95年)の真筆であることが市文化財審議委員の調査で分かり、8月13~15日に久渡寺で公開される。応挙の幽霊画で真筆と認められているのは、米国の美術館に寄託されているものだけで、国内で真筆と確認されるのは初めて。

 市教委や鑑定した宮城学院女子大の内山淳一特任教授によると、米カリフォルニア大バークリー校付属美術館に寄託されている応挙の幽霊画と制作時期が近いことや、技術の高さなどから真筆と判断した。

 公開は午前9時~午後4時までで、拝観料は中学生以上500円。