京都・祇園祭の山鉾のうち、幕末に焼失し2014年に復活した山車「大船鉾」に取り付ける「艫幕板飾り」が新調され、6日、京都市内で報道関係者に公開された。飾りはヒノキ板3枚で、空想上のありがたい獣を彫刻。祇園祭の起源とされる疫病退散の願いを込めたという。

 地元の四条町大船鉾保存会の木村宣介代表理事(51)は「素晴らしい出来。100年、200年後も大切にしていきたい」と話した。

 祇園祭は、今年は新型コロナウイルスの影響で、最大の見せ場となる山鉾巡行は昨年に続き中止。ただ大船鉾は18日から、伝統技法で山車を組み立てる「山鉾建て」を行い、飾りは19日に取り付ける。