【北京共同】北朝鮮の金正恩朝鮮労働党総書記が新型コロナウイルス対応を巡り、軍出身の側近、李炳哲書記を党中枢メンバーの政治局常務委員から解任したとの見方が強まっている。李氏は核・ミサイル開発を率いてきた人物で、日米韓は党内力学や対外政策への影響を注視している。

 正恩氏は6月29日の党政治局拡大会議で、幹部らの怠慢により「国家と人民の安全に大きな危機をもたらす重大事件」が起きたと叱責。大規模な更迭人事を決め、政治局常務委員も含まれた。

 「重大事件」を巡っては防疫規則への違反や軍の備蓄米供出を巡る不手際が取り沙汰される。