環境省信越自然環境事務所は6日、国の特別天然記念物で絶滅危惧種のニホンライチョウのひな20羽が、中央アルプスでふ化したと発表した。中アでは1969年を最後に、ライチョウの目撃がなく絶滅したと考えられており、約50年間自然繁殖は確認されていなかった。

 環境省によると、2018年に雌1羽の中アへの飛来を確認。環境省は中アでの群れの回復を目指し、20年に北アルプス乗鞍岳から中ア駒ケ岳に19羽を移送した。

 同事務所によると、飛来した1羽と移送された雄によるつがいを含む3つがいの卵で、4日までにふ化を確認した。