大阪市西成区で6月に住宅街の崖が崩れ、上の民家4軒が落ちた問題で、市は6日、崩落の危険性があるとして、崖の上に残っていた民家1軒を撤去した。所有者の同意を得て2日から準備作業を進めていた。

 民家にワイヤをくくりつけ、6日午後3時ごろ、機械で巻き取って崖下に引き落とした。市や消防は事前に周辺住民約130人に対し、近隣の学校へ避難するよう呼び掛け、周辺の道路の立ち入りも規制した。

 近くに住む女性(67)は「撤去されて安心したが、そもそもなぜ崩れたのか原因が分かっていない。市はしっかり調べてほしい」と話した。