日銀は5日公表した7月の地域経済報告(さくらリポート)で、全国9地域のうち、中国と四国の2地域で景気判断を4月の前回報告から引き下げた。新型コロナウイルス感染症の影響による個人消費の不振や、半導体不足が打撃となった。北陸と近畿の2地域は判断を引き上げ、北海道や東北、東海など5地域は据え置いた。コロナ禍からの回復に地域でばらつきがあることが改めて鮮明になった。

 個人消費を巡って全国の企業などからは、青森ねぶた祭といった大規模なイベント中止でツアーや宿泊の予約キャンセルが相次いだとの声があった。