関西電力が運転開始から44年を超えて再稼働させた美浜原発3号機(福井県美浜町)は4日、出力を100%近くに保つフル稼働の状態になった。原子力規制委員会の最終検査で問題がなければ27日に営業運転に入る。ただテロ対策施設が未完成のため、設置期限前の10月23日に停止する予定。

 関電は6月23日に美浜3号機の原子炉を起動。運転期間を「原則40年、最長で延長20年」とする現行ルール下で初となる再稼働をし、同29日に発電と送電を開始した。

 非常用の給水ポンプの試験を一時中断した影響で、フル稼働は予定より1日遅れた。営業運転に入るまでフル稼働状態で調整を続ける。