日本政府が今春、ブータン元内相のダゴ・ツェリン氏に旭日重光章の授与を決めたのは不当だとして、ブータン難民らが撤回を求めていることが4日分かった。難民らは、ツェリン氏がネパール系ブータン人迫害で主導的な役割を担ったと訴えており、勲章授与は「日本の国際的なイメージを損ねる」と指摘している。

 ネパールのキャンプや米国などに滞在する難民らが署名した6月24日付の文書を菅義偉首相宛てに送付したという。インターネットで署名活動もしている。

 叙勲を担当する内閣府や外務省は共同通信の取材に、撤回要請は把握していないと説明した。(共同)